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執筆者の写真ひろれのん

小金井市の「はけ」

 2019年1月13日に、小金井市の「はけの森美術館」に行きました。

 「はけ」とは、国分寺崖線のことです。かつての多摩川が武蔵野台地を削り取り、河岸段丘ができました。その斜面が野川に沿って立川から世田谷まで30kmほど続いています。これを国分寺崖線と呼びます。そこには、斜面から染み出す湧き水による小川や池があり、かつての武蔵野の面影を残す雑木林も多く残されています。「はけ」とは、湧き水によって侵食された地形を小金井あたりの土地の人々が呼び習わしていた言葉のようです。

 さて、この「はけの森美術館」は、大正から昭和にかけて近代洋画界の重鎮として活躍した中村研一が、空襲で代々木にあったアトリエを焼失ししたため、小金井の地に移って生涯を過ごした場所につくられました。主に彼の作品が展示されているそうです。ところが、展示替えのため休館。よく調べてから行くべきでした。で、その周辺を少し散策。かつての武蔵野の雰囲気がただよういい感じの場所でした。また来ます。


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